図書館の質を高める

図書館の質を高める

著者名 永田 治樹
戸田 あきら
佐藤 義則
発行元 丸善出版
発行年月日 2005年02月
判型 A5 210×148
ページ数 280ページ
ISBN 978-4-621-07535-7
Cコード 3000
ジャンル 図書館学

内容紹介

好評「図書館の評価を高める-顧客満足とサービス品質-」(2002年9月刊)に続く書。前著は「サービス品質はどのようにすれば測定できるか、それを高めるにはどうすればいいか」「顧客の満足を得る具体的方法は」を主題に、科学的・客観的な測定の仕方を解説。本書は、一歩先へ進み、図書館の成果アセスメントをいかに計画し実行すべきかを解説し、導入することでサービス対応や運営計画といった図書館そのものの質が向上していくことを述べている。実際にアメリカで行われた例を挙げながらその手法の実践を紹介。例えば、電子媒体に対する対応(ハイブリッド図書館)や、図書館ごとの利用者の満足度といったサービスの点で、図書館ごとの存在意義(役割)も含めて図書館が変わって行かなければならないがどうしていくべきかなどである。それを受け、図書館の運営者だけでなく、個々の図書館員が自分のこととして受け止めて行うべきことを示唆。

目次

第1章 新たな時代がやってきた
第2章 高等教育機関のアセスメント計画,報告書,手引き
第3章 学生の学習成果を測定するアセスメント計画をつくる
第4章 学術図書館における情報リテラシー・アセスメント
第5章 公共図書館を成果アセスメントへ向ける
第6章 アセスメントの一類型としての成果
第7章 調査プロセス
第8章 成果の達成を示す証拠
第9章 サービス品質と満足
第10章 説明責任と学習成果の評価への取り組み
付録A〜J
推薦資料

定価:3,960円
(本体3,600円+税10%)
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