ORI 研究倫理入門

ORI 研究倫理入門

責任ある研究者になるために
原書名 ORI Introduction to Responsible Conduct of Research
著者名 山崎 茂明
発行元 丸善出版
発行年月日 2005年01月
判型 A5 210×148
ページ数 180ページ
ISBN 978-4-621-07524-1
Cコード 3040
ジャンル 人文科学

内容紹介

研究倫理教育のテキスト。米国の不正行為防止の専門機関(健康福祉省の研究公正局)が発行しているテキストの翻訳。科学者の不正行為に関しては日本でもその問題の重要性は認識されてきている。本書は、さまざまな法的文書からポリシーやガイドラインに触れ、具体的に紹介し位置づけながら、研究の公正さについて解説されており、広く科学研究に携わる人々に有益である。内容は研究について考える二つの方向でまとめられている。主要部分は、共有する価値の検討から、計画、実行、報告、審査といった、研究の通常の流れに従っている。現実的な事例を提示しながら解説することにより、読者が身近な問題として考えることができるよう意図されている。本書であげられたような具体的な展開は、日本では整備されていないが、今後必ず問題となる事項。

目次

第1部 共有する価値観
 1章 研究者人生における決まりごと
  1a. 専門職の自己規制
  1b. 政府規制
  1c. 組織内の規律
  1d. 個人の責任
 2章 研究の不正行為
  2a. 連邦政府の不正行為の定義と規律
  2b. 機関内の不正行為規律
  2c. 総合的視野で研究の不正行為を検討する
第2部 研究計画
 3章 被験者保護
  3a. 連邦政府規制
  3b. 定義
  3c. 施設内研究審査委員会の構成員と審議
  3d. 訓練
  3e. 責任を持続させること
  3f. 倫理問題
 4章 実験動物の福祉
  4a. 規則,規律,ガイドライン
  4b. 定義
  4c. 施設内組織
  4d. 連邦監視と自主監視
  4e  研究での責任ある動物使用の原則
  4f. 広範な責務
 5章 利害衝突
  5a. 財政上の利害衝突
  5b. 参加にともなう利害衝突
  5c. 個人的・知的な利害衝突
  5d. 重要な利害衝突を報告し管理する
第3部 研究を実行する
 6章 データ管理の実際
  6a. データの所有権
  6b. データ収集
  6c. データの保護
  6d. データの共有
  6e. 将来考えるべきこと
 7章 メンターとトレイニーの責任
  7a. 基本的な責任
  7b. 研究環境
  7c. 監督と審査
  7d. 一人前の研究者になる
 8章 共同研究
  8a. 役割と関係
  8b. 管理運営
  8c. さまざまな研究条件
第4部 研究成果の発表と審査
 9章 オーサーシップと出版
  9a. オーサーシップ
  9b. 責任ある論文出版のための構成要素
  9c. 避けるべき行為
 10章 ピアレビュー
  10a. 締切りに合わせる
  10b. 質を評価する
  10c. 重要性を判断する
  10d. 機密を守る
第5部 安全運転と責任ある研究

定価:本体1,900円+税
在庫:品切れ・重版未定