内容紹介
本書は専門的な医療従事者が医療現場で必要とされる専門的知識を学ぶためのものである。また医療を行うにあたり、使いやすく必要にして十分な情報を盛り込んだ簡潔・簡便なテキスト。600枚を超えるMRおよびCTの高品質の画像は解剖画像の全てに対応。臨床治療の教科書あるいは参考書として授業中あるいは自習の際に使いることができる。本書の中の画像には、専門の医療従事者が実際の臨床検査中に必要とされる解剖画像を識別し、特定するのに役立つ構造名の表示がされている。これらの画像にはそれぞれの臓器などの解剖学名とその位置や機能についても言及されており、理解しやすいように構成。この本は、9つの章から構成されており、それぞれの章において人体の各部の断面解剖画像が記載。
目次
1章 頭蓋骨と顔面骨
頭蓋骨/顔面骨/側頭下顎関節/副鼻腔/側頭骨と錐体部/眼窩
2章 大脳
髄膜/脳室系/大脳/脳幹/小脳/脳血管系/脳神経
3章 脊椎
脊柱/脊椎の靭帯/脊椎の筋群/脊髄/神経叢/脊髄の血管系
4章 頚部
器官/筋/血管系
5章 胸部
骨性胸郭/肺/胸腔/奇静脈系/胸郭の筋肉/胸(乳房)
6章 腹部
腹腔/肝臓/胆嚢と胆管系/膵臓/脾臓/副腎/泌尿器系/胃/腸/腹部大動脈とその分枝/下大静脈とその支流/腹筋群
7章 骨盤
骨盤/骨盤部の筋/骨盤内蔵/骨盤血管系/リンパ節
8章 上肢の関節
肩/肘/手根(テクビ)
9章 下肢の関節
股関節/膝関節/足関節