技術経営とは何か
MOTテキスト

技術経営とは何か

著者名 桑原 裕
発行元 丸善出版
発行年月日 2004年02月
判型 A5 210×148
ページ数 128ページ
ISBN 978-4-621-07372-8
Cコード 2034
ジャンル 社会科学
社会科学 >  経営工学・リスクマネジメント

内容紹介

企業が新技術・新製品を積極的に生み出し、効果的に市場に提供するという最も重要な課題を解決する経営手法が技術経営(MOT: Management of Technology)である。技術革新のスピードが進み、またグローバル化があらゆる産業に浸透していく現代にあって、このMOTに対するニーズは企業、大学、行政等でも高まりを見せている。本書は、技術経営における諸々の課題やテーマについて、技術者であり経営者でもある筆者ならではの豊富な経験に基づいた直接的・動的アプローチを凝縮。さまざまな立場からMOTを理解し、実践するために有効なテキスト。

目次

第1章 行動する技術経営
 1.1 いまなぜ技術経営か
 1.2 行動が付加価値を生む
 1.3 技術革新のダイナミズム
 1.4 社会変貌の起点としての技術革新
 1.5 企業経営の中核となってきた技術経営
 1.6 技術経営における「静」と「動」
 1.7 行動の担い手“人”こそ技術経営の核心部
 1.8 行動する“人”を育む「伯楽経営」 
第2章 技術革新とアントレプレナーシップ
 2.1 アントレプレナーシップこそ技術革新の旗手
 2.2 技術革新が新産業を創出する
 2.3 アントレプレナーシップの醸成
 2.4 技術革新を生み出す文化、社会
 2.5 大企業とアントレプレナーシップ
 2.6 大企業のディレンマと経営改革
 2.7 議論より行動を―やってみなければ分からない
 2.8 リスクこそ未来を拓くチャンス
第3章 ベンチャー
 3.1 ベンチャーこそ21世紀新産業創出の担い手
 3.2 大企業から技術革新の旗手の座を奪ったハイテクベンチャー
 3.3 ベンチャー成功の要因分析
 3.4 逆境で鍛えられるCEO
 3.5 ビジネスモデルの本質
 3.6 筆者みずからの体験
 3.7 ベンチャーとグローバル・チーム
 3.8 21世紀はベンチャーの時代
第4章 世界中に広がるベンチャー
 4.1 シリコンバレーの衝撃と社会変貌
 4.2 アメリカにおける第二、第三と広がるシリコンバレー
 4.3 ケンブリッジ・シリコンフェン
 4.4 ヨーロッパ各地に広がるシリコンバレー
 4.5 イスラエルのシリコンバレー
 4.6 アジアのシリコンバレー
 4.7 日本におけるベンチャーの進展
第5章 大企業のディレンマと勝ち残りのための経営戦略
 5.1 時間こそ21世紀企業競争における最大の価値因子
 5.2 組織の肥大化が生んだ「大企業病」
 5.3 大企業病からの脱出
 5.4 企業構造の再編―コアとアウトソーシング―
 5.5 リストラ
 5.6 CVC
 5.7 M&A
第6章 グローバリゼーション
 6.1 インターネットのインパクト
 6.2 グローバル・ビレッジ
 6.3 異文化間コミュニケーションの本質
 6.4 世界の英知は結集できるか
 6.5 グローバル・チームによるイノベーション
 6.6 グローバリゼーションの本質
第7章 ベンチャーと大企業のグローバルな連携
 7.1 ニーズホルダーとシーズホルダー
 7.2 文化の違いと適切な出会いの困難さ
 7.3 トップ同士の出会いが成功の鍵
 7.4 出会いの「場」
 7.5 人と人との信頼関係
 7.6 二、三の成功例
第8章 知識創造とグローバルな移転
 8.1 知識の創造 
 8.2 グローバルな連携が知識創造を加速
 8.3 暗黙知と形式知
 8.4 知識のグローバルな移転とローカリゼーション
 8.5 行動を伴う知識
 8.6 グローバルな知識経営の本質
第9章 技術経営と知的所有権
 9.1 知的所有権はなぜ生まれたか
 9.2 経営戦略としての知的所有権
 9.3 知的所有権とグローバルスタンダード
 9.4 特許戦争
 9.5 マイクロソフトの戦略
 9.6 現代版VHSとベータマックス
第10章 行動する技術経営の本質
 10.1 世界の英知結集による技術革新
 10.2 行動する知識の経営
 10.3 ますます“人”が本質
第11章 技術経営における評価
 11.1 企業における研究開発の進展と評価の重要性
 11.2 研究開発の評価方法
 11.3 機関評価
 11.4 ベンチャーの評価
 11.5 企業評価=「企業審査」
 11.6 デューディリジェンス

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