リスク分析工学

リスク分析工学

FTA、FMEA、 PERT、 田口メソッドの活用法 What Every Enginner Shold Know About Risk Engineering Management
著者名 日本技術士会
発行元 丸善出版
発行年月日 2003年12月
判型 A5 210×148
ページ数 286ページ
ISBN 978-4-621-07602-6
Cコード 3050
ジャンル 社会科学 >  経営工学・リスクマネジメント

内容紹介

エンジニアリング・プロジェクトのリスクをテクニカルリスク、スケジュールリスクおよびコストリスクに分類し、それらを評価・算定するための分析手法(FTA、FMEA、PERT、田口メソッド等)についてわかり易く解説。1~5章で、まず実際の事例を用いて従来からのリスク分析の手法をわかり易く解説、6~9章ではFTA、FMEAの手法をプロジェクトのリスク管理に応用する際の具体的な注意点(とくに重要なコストリスク、スケジュールリスク(PERTやCPM))について説明、最後に統合化されたリスク管理およびコンピュータシミュレーションについて解説。付録ではFTAの市販ソフト21種、FMEAなどの市販ソフト24種を紹介。事例は、パナマ運河やスペースシャトルなどの巨大な国家プロジェクトから、ビール缶の設計やホテル内のエレベータの待ち時間解消、といった身近な事象が取り上げられており、実用的な教科書。

目次

1章 リスクエンジニアリング
 1.1 エンジニアリングの成功には失敗が重要だ
 1.2 リスクアセスメント―潜在的失敗/故障の定量化
 1.3 リスクエンジニアリング―リスクから好機への転換
 1.4 エンジニアリング―技術的リスクを管理する職業
2章 リスクの同定
 2.1 イカロスの墜落―エンジニアリング設計の限界
 2.2 破壊の過負荷―破面とそのメカニズム
 2.3 摩擦故障―亀裂開始と成長
 2.4 環境の衝撃―温度に関係した破損
 2.5 ソフトウェアとそれに関連した“ハード”の破壊
3章 リスクアセスメント
 3.1 タイタニック号―エンジニアリング的失敗についての鑑定
 3.2 リスクアセスメント―「どんな具合にうまく行かないのか」
 3.3 多重故障モードのためのリスクアセスメント
 3.4 フォールトツリー解析―演繹的リスクアセスメント
 3.5 イベントツリー解析―帰納的リスクアセスメント
 3.6 リスク事例―スリーマイル島事故
 3.7 国際的なリスク尺度
4章 リスクエンジニアリングのための設計
 4.1 チャレンジャー号―エンジニアリング設計への挑戦
 4.2 目標ツリー―“何を”と“どのように”を理解する
 4.3 FMEA―失敗/故障モードと影響解析
 4.4 冗長設計と欠陥許容 
5章 リスクの受容性
 5.1 不確実性―なぜ橋が崩落するのか?
 5.2 リスクの軽減―どのように建物は立っているのか
 5.3 安全係数から安全性指標まで
 5.4 安全性指標の失敗/故障の確率への変換
 5.5 定量的安全性目標―確率と結果の対比
 5.6 リスクと便益―エンジニアリング方程式のバランス
6章 リスクエンジニアリングからリスクマネジメントへ
 6.1 パナマ運河―リスクを認識し、管理する
 6.2 プロジェクトのリスクアセスメント―リスク三角形の定量化
 6.3 プロジェクトのリスクコントロール
7章 コストリスク
 7.1 エンジニアリング―経済的にうまく行く方法
 7.2 田口のロバスト設計―トータルコストの最小化
 7.3 段階1―システム機能とノイズ因子を確認する
 7.4 段階2―総コスト機能および制御因子の同定
 7.5 段階3―実験マトリックスの設計とデータ解析の明確化
 7.6 段階4―実験の実行とデータの解析
 7.7 段階5―選定されたパラメーターレベルでのコストリスクの予測
 7.8 ライフサイクルのコスト管理(LCCM)
8章 スケジュールリスク
 8.1 スケジュール―エンジニアリング製品の納期
 8.2 クリティカルパス―スケジュールリスクの案内人
 8.3 クリティカルパスの発見と解析
 8.4 単一有力クリティカルパスのスケジュールリスク
 8・5 多重クリティカルパスのスケジュールリスク
9章 総合的リスク管理とコンピュータシミュレーション
 9.1 リスクに対する総合的見識
 9.2 総合的リスク管理
 9.3 スケジュールリスクの影響の取込み
 9.4 モンテカルロ・シミュレーション
付録A リスクアセスメントのソフトウェア
付録B 失敗/故障モード影響解析ソフトウェア

定価:本体4,410円+税
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