内容紹介
中学・高校の家庭科教師のための参考書。住居、被服、光、音、風景、香りなど人間をとりまくモノ・環境の真の快適性をどう考えればよいか、これからの生活環境のあり方を提案。快適性の考え方、快適性の基準の変遷と人間の欲求、温熱的快適性、被服の快適性、日常生活における快適性（五感と快適性、ダニとアレルギーの関係）について述べる。
目次
序章 快適な生活環境とは 1
第２章 快適性の考え方
１．１ 快適性とは
１．２ 保健衛生的快適性と文化的快適性
１．３ 積極的快適性と消極的快適性
第２章 快適性の変遷と人間の欲求
２．１ 被服の快適性の変遷
２．２ 住居における快適性の基準の変遷
２．３ 保健衛生的機能と文化的機能どちらが大切か
２．４ 快適性に関しての基本的な指針
第３章 温熱的快適性
３．１ 人体の体温調節機構と温熱的快適感
３．２ 着衣の温熱的快適性
３．３ 生活における温熱的快適性
第４章 被服の運動機能性と快適性
４．１ 被服に対する社会規範の変遷と快適性
４．２ 過去から現在の被服における身体適合性や運動機能性に関する問題
４．３ 被服の非言語コミュニケーション媒体としての役割と快適性
４．４ 被服の身体適合性と快適性
４．５ 被服の動作適合性と快適性
４．６ 被服の運動機能性が人体の生理作用に及ぼす影響
４．７ 現代の見えないコルセット
第５章 日常生活における快適性
５．１ 快適さの測り方
５．２ 五感と快適性
５．３ ダニとアレルギー
５．４ おわりに
終章 これからの快適な生活環境の提言
