内容紹介
従来の薬理学・薬物治療学の教科書のみでは、薬剤師が臨床にて応用することができない、という問題を解決するテキスト。臨床における薬物治療の実際を、臨床医と薬学研究者が、各疾患について「症例＋解説」の形式で共同執筆しまとめた画期的な教科書。薬剤師に必要とされる疾患に関する知識の習得のみならず、なぜその患者のその症状にその薬が必要なのかを理解した上で、個々の患者に適切に対応できる能力を習得できる。 また、構成は、薬剤師国家試験出題基準の「疾病と病態」の小項目に沿ったものとなっており、ケーススタディに関する設問が増える国試傾向にも対応した一冊。
目次
■精神・神経系疾患
１章 脳出血
２章 脳梗塞
３章 くも膜下出血
４章 てんかん［強直間代発作］
５章 パーキンソン病
６章 うつ病
７章 統合失調症（精神分裂病）
■骨・関節疾患
８章 関節リウマチ
■免疫疾患
９章 全身性エリテマトーデス
■心臓・血管系疾患
10章 不整脈［心房細動］
11章 狭心症と心筋梗塞
12章 拡張型心筋症［心不全］
■呼吸器疾患
13章 気管支喘息
14章 肺癌
■消化器疾患
15章 消化性潰瘍
16章 過敏性腸症候群
■血液および造血器疾患
17章 鉄欠乏性貧血
■感覚器疾患
18章 緑内障
■内分泌・代謝疾患
19章 糖尿病
20章 痛風
■感染症
21章 結核
