デジタル回折光学
MARUZEN & WILEY

デジタル回折光学

原書名 Digital Diffractive Optics
著者名 小舘 香椎子 監訳
藤野 誠
駒井 友紀
発行元 丸善出版
発行年月日 2005年03月
判型 A5 210×148
ページ数 460ページ
ISBN 978-4-621-07568-5
Cコード 3055
ジャンル 電気・電子・情報工学

内容紹介

回折効果の基礎理論から解説し、さらにデジタル光学の設計理論、作製から技術的な応用における最先端技術について記述。また、光MEMS技術や集積化された導波路、微小屈折光学、マイクロオプティクスなどの新しい分野のデバイスやモジュールの実現について長期的な視点を含めて考察する。デジタル回折光学全体を網羅し、基礎から応用までを系統的に構成しているため、初めてこの分野を学ぶ学生や技術者、先端応用を期待する研究者にとってわかりやすい入門書。

目次

序章 回折から回折光学へ
 1.はじめに
 2.ホイヘンス―フレネルの回折理論
 3.フラウンホーファー回折とフレネル回折
 4.ファーフィールド回折パターンの例
 5.まとめ
第1章 回折光学素子の設計とシミュレーション
 1.はじめに
 2.DOEの回折モデル:理論的背景
 3.数値計算の技術
 4.DOEの設計と最適化技術
 5.DOEの設計モデルと数値計算技術
 6.文献
第2章 DOEの作製と複製技術
 1.はじめに
 2.卓上DOE作製技術
 3.ダイヤモンド機械装置(diamond machine tools)
 4.動的なデバイス
 5.マイクロリソグラフィ作製技術(microlithograpihc fabrication technology)
 6.マイクロリソグラフィによる作製技術
 7.複製技術(replication tecniques)
 8.DOEの設計と作成のまとめ
 9.文献 
第3章 回折光学素子用のCADとCAMのツール
 1.はじめに
 2.CAD設計技術
 3.CAD,CAMツールにおける高レベルのDOE操作
 4.関連する許容量:設計ルールの確認
 5.文献
第4章 回折光学素子の作成許容値解析
 1.はじめに
 2.最適なマイクロリソグラフィ作製法
 3.作製上の制約条件の分析とモデリング
 4.作製許容解析
 5.作製上の系統的誤差の補償法
 6.文献
第5章 DOEマスクレイアウトの作製
 1.はじめに
 2.標準的な作製ファイルフォーマット
 3.DOEデータの細分化技術
第6章 システムへの適用を重視したDOE設計例
 1.はじめに
 2.ハイブリッド工学システム
 3.ハイブリッドレンズのその他の特性
 4.オプトエレクトロニクス・システム
 5.オプトメカニカル・システム
 6.まとめ
 7.文献

定価:14,300円
(本体13,000円+税10%)
在庫:品切れ・重版未定

▼ 補足資料