内容紹介
パリティの連載(2002年4月号〜2003年10月号)の単行本化。物理でどのように数学が使われてきたか、歴史的にそれぞれがどのように影響し合って発展してきたかを含めて解説し、物理で使われる数学についての理解を促す。特に波動の取り扱いを中心に解説。物理数学は、道具として必須の内容で、それに歴史を絡めた読み物として、わかりやすく解説。
目次
第1章 微積分の力
第2章 アインシュタインの3つの仕事
第3章 力学系をとらえる
第4章 拡散と調和
第5章 波動の本質
第6章 ソリトンの発見
第7章 ソリトンと算術
第8章 無限可積分系
第9章 連続から離散へ
第10章 カオスとフラクタル
第11章 セルオートマトン
第12章 超離散系