ディジタル信号処理
著者名 武部 幹
高橋 宣明
西川 清
発行元 丸善出版
発行年月日 2004年03月
判型 A5 210×148
ページ数 256ページ
ISBN 978-4-621-07365-0
Cコード 3355
ジャンル 電気・電子・情報工学

内容紹介

本コースは、電気関連工学系の学生の基礎学力養成を主たる目的とした教科書コース。ただ単に基礎事項に触れているのではなく、最新技術の動向も織り交ぜながらわかりやすく解説している。例題・演習問題も豊富に盛り込まれ、各章末には重要ポイントがまとめられているので、自習書としても最適。本書では、電気系学科の必須科目のディジタル信号処理の基礎がまとめられている。

目次

第1章 信号処理とは
 1.1 信号とその処理
 1.2 信号の分類
 1.3 アナログ信号処理とディジタル信号処理
第2章 線形離散時間信号システムの基礎
 2.1 システムの分類と基本的な信号系列
 2.2 有限長インパルス応答システム 
 2.3 無限長インパルス応答システム
 2.4 正弦波に対するシステムの応答
 2.5 システムの周波数応答
 2.6 連続時間信号を標本化した系列(サンプリングと標本化定理)

第3章 z変換とシステムの伝達関数
 3.1 z変換
 3.2 システムの伝達関係
 3.3 逆z変換
 3.4 簡単な回路の応答
 3.5 IIRシステムの構成法
第4章 FIRフィルタ
 4.1 フィルタ特性の種類
 4.2 波形をひずませないための直線位相特性の必要
 4.3 FIR直線位相フィルタ関数の性質
 4.4 窓関数法による直線位相フィルタの設計
 4.5 チェビシェフ近似法による直線位相フィルタの設計
 4.6 通過域平坦特性フィルタ
 4.7 低域-広域周波数変換
第5章 IIRフィルタ
 5.1 1次、2次フィルタ
 5.2 オールパス回路
 5.3 アナログフィルタの伝達関数
 5.4 アナログフィルタからディジタルフィルタへの周波数変換
 5.5 ディジタルフィルタにおける周波数変換
 5.6 z平面での直接設計
 5.7 定遅延フィルタ
第6章 マルチレート信号処理
 6.1 デシメーションとインタポレーション
 6.2 等価変換
 6.3 ポリフェーズ実現
 6.4 分析・合成フィルタバンク
第7章 離散フーリエ変換
 7.1 非周期離散時間信号系列のフーリエ変換:離散時間フーリエ変換
 7.2 連続時間フーリエ変換から離散フーリエ変換へ
 7.3 DFTの性質と行列表示
 7.4 巡回たたみ込みと線形たたみ込み
第8章 画像の表現と処理
 8.1 画像信号 
 8.2 簡単な画像処理
 8.3 2次元信号
 8.4 画像の直交変換 
 8.5 画像のフィルタ処理 

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