
計算社会科学入門
著者名 | 鳥海 不二夫 編著 |
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発行元 | 丸善出版 |
発行年月日 | 2021年01月 |
判型 | A5 210×148 |
ページ数 | 322ページ |
ISBN | 978-4-621-30596-6 |
Cコード | 3055 |
NDCコード | 548 |
ジャンル | 電気・電子・情報工学 > 情報・コンピュータ 社会科学 |
内容紹介
計算社会科学とは,人間の相互関係によって成り立つ社会をデータに基づいて解明していく学問である.
この学問分野はコンピュータサイエンスや社会科学など様々な分野の研究者により進められている学際分野であり,研究を行うための基礎学問も多岐にわたり,すべてに精通することは難しい.
そこで本書は,計算社会科学を俯瞰的に捉え,主に技術的な側面から「計算社会科学とは何か」を紹介すべく企画された.
執筆者には第一線の研究者を幅広く迎え,最新の情報や具体的な研究内容を交えつつ解説を行っている.
この分野の教科書としてだけでなく,広く社会一般の読者に計算社会科学がどのような研究分野なのかイメージを持ってもらうことも本書の目的の一つである.
本書は幅広い読者による色々な読み方が可能であるが,計算社会科学への興味を掻き立て,学際領域ならではの研究の楽しさを味わい,またその理解を深める一助になれば幸いである.
目次
まえがき
第1章 計算社会科学とは(笹原和俊)
第2章 Web調査(三浦麻子)
第3章 デジタル実験(小林哲郎)
第4章 データ収集・公開データセット(吉田光男,榊剛史)
第5章 ネットワーク(鳥海不二夫)
第6章 テキスト分析:データとしてのテキスト(瀧川裕貴)
第7章 ソーシャルデータ分析のための教師あり機械学習(水野貴之)
第8章 社会シミュレーション(岡田勇,山本仁志)
第9章 統計モデリング(高野雅典)
第10章 社会物理(石井晃)
第11章 計算社会科学における倫理(常松淳)
第12章 計算社会科学の今後の展望と課題(上東貴志)
索引
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