内容紹介
今日、人々の生命・生活が脅かされる人道的危機(紛争、自然災害、感染症、等)は世界中で起きており、その対応が急がれている。国内でも自然災害が頻繁に起きており、緊急人道支援に関わる人材の育成が急がれている。一方で、緊急人道支援のキャリアや実際の仕事の中身については、開発援助等の国際協力に比べて、情報は十分ではない。今後も続くと考えられる緊急人道支援への関心を喚起し、その人材育成に貢献するうえで、緊急人道支援のキャリアパスおよび現場レベルの仕事の幅と深さを理解できる一冊。
目次
出版にあたって
はじめに
第1章 最前線にいる人々を支えることで「人道支援」に貢献する
第2章 未定
第3章 日本から人道支援の現場を支える仕事
第4章 現場に発し、何でも手がける
第5章 世界平和のすゝめ(多様な関わり方)
第6章 教育開発の現場から子どもを守る緊急人道支援へ
第7章 難民問題との出会い―ルワンダの現場が原点に
第8章 人道危機と復興の先を見据えて―子どもを誰一人取り残さない未来を目指して
第9章 学びと実践:子どもたちに図書を届けるまで
第10章 日本の高齢者介護と中東の難民支援は別物か?〜支援する仕事を行き来する関わり方
第11章 「よい支援とは?」正解のない問いに向き合い続ける覚悟
第12章 「We Deliver〜必ず支援を届けます」
第13章 未定
おわりに