リスクに基づくプロセス安全ガイドライン
原書名 | Guidelines for Risk Based Process Safety |
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著者名 | 化学工学会 安全部会 監訳 |
発行元 | 丸善出版 |
発行年月日 | 2018年12月 |
判型 | A5 210×148 |
ページ数 | 810ページ |
ISBN | 978-4-621-30357-3 |
Cコード | 3058 |
NDCコード | 571 |
ジャンル | 化学・化学工学 > 化学工学一般 |
内容紹介
米国OSHAのプロセス安全マネジメント(PSM)導入時に各企業から出された課題を受け、より効果的にPSMを実施し、その有効性を監視する仕組みの構築と運用を目的に、AIChE/CCPSにより、リスクに基づき策定されたRBPSガイドラインの完訳。
特に化学産業においては、日本国内だけでプロセス安全の改善を考えることはあまり意味がなく、国際基準のPSMの理解が必要不可欠である。PSMは企業として安心してビジネスを行うために不可欠な技術そのものであり、日本が世界をリードするようになるためにも必携の書である。
本書では、PSM を 四つの柱(ピラー)と 20 のエレメントに分類し、それぞれに概要、鍵となる原則と特徴、業務活動、改善方法例、メトリクス、マネジメント・レビューについて具体的に解説。さらに、既存のPSMにRBPSをどう取り入れ改善していくかなど役立つ実装例を紹介している。
目次
1 緒言
2 リスクに基づくプロセス安全の概要
I. プロセス安全を誓う
3 プロセス安全文化
4 規範の遵守
5 プロセス安全能力
6 従業員の参画
7 利害関係者との友好な関係
II. ハザードとリスクを理解する
8 プロセス知識管理
9 ハザードの同定とリスク解析
III.リスクを管理する
10 運転手順
11 安全な作業の実行
12 設備資産の健全性と信頼性
13 協力会社の管理
14 訓練と能力保証
15 変更管理
16 運転準備
17 操業の遂行
18 緊急時の管理
IV. 経験から学ぶ
19 事故調査
20 測定とメトリクス
21 監査
22 マネジメント・レビューと継続的な改善
23 実装
24 将来
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