犯罪の一般理論

犯罪の一般理論

低自己統制シンドローム
原書名 A General theory of crime
著者名 大渕 憲一
発行元 丸善出版
発行年月日 2018年09月
判型 A5 210×148
ページ数 288ページ
ISBN 978-4-621-30318-4
Cコード 3011
NDCコード 140
ジャンル 人文科学 >  心理学

内容紹介

犯罪は“同じ原因”によって起こっている.各犯罪を理解するためのさまざまな犯罪理論が乱立するなか「低自己統制理論」を解いた先駆者であるマイケル.R.ゴットフレッドソンとトラビス.ハーシーが実証データを用いて詳細に展開し、理論を確立.エポックメイキングとなった解説書である.1990年に刊行され,多くの研究者に引用されてきた同書からは今なお,普遍的な多くの問題提起をみることができる.邦訳『犯罪の基礎理論』(1996年刊)から20年以上を経て,名著が新訳でよみがえる.訳者は元日本犯罪心理学会会長・大渕憲一氏(東北大学名誉教授・現放送大学宮城学習センター所長.2016年に紫綬褒章受章).

目次

[第I部 犯罪]
第1章 犯罪の古典学派理論と犯罪概念/第2章 犯罪の本質

[第II部 犯罪性]
第3章 生物学的実証主義/第4章 心理学的、経済学的、社会学的実証主義/第5章 犯罪性の本質:低自己統制

[第III部 理論の応用]
第6章 犯罪事象と個人特性:年齢、性別、人種/第7章 低自己統制の社会的帰結/第8章 文化と犯罪/第9章 ホワイト・カラー犯罪/第10章 組織と犯罪

[第IV部 研究と政策]
第11章 研究デザインと測定/第12章 公共政策への示唆

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