電気化学測定マニュアル 基礎編

電気化学測定マニュアル 基礎編

著者名 電気化学会
発行元 丸善出版
発行年月日 2002年04月
判型 A5 210×148
ページ数 166ページ
ISBN 978-4-621-07026-0
Cコード 3043
NDCコード 431
ジャンル 化学・化学工学 >  物理化学 >  電気化学・磁気化学
化学・化学工学 >  分析化学 >  機器分析

内容紹介

かゆいところに手が届くわかりやすい電気化学測定の実験書。測定のイメージづくり、基本的考え方、道具だてのあらまし、基本的測定法の実習形式を紹介し、初心者が間違えやすいポイントをQ&Aで解説。

目次

第1章 電気化学測定の基礎
 1.1 電気化学へのいざないI 『電気分解』
  1.1.1 "電気分解"というもの
  1.1.2 まとめ
 1.2 電気化学へのいざないII 『身のまわりの電気化学反応』
  1.2.1 電池で起こる反応
  1.2.2 腐食で起こる反応
  1.2.3 めっきで起こっている電極反応
  1.2.4 まとめ
コラム アノードとカソード? 貴?卑?
コラム アルミニウムの酸化でミクロの蜂の巣が
 1.3 理科の実験から『電気化学』へ
  1.3.1 標準電極電位
  1.3.2 電極電位と電気化学反応
  1.3.4 三電極系の測定
  1.3.5 電解質
  1.3.6 まとめ
 1.4 三種の神器『ポテンショスタット・ガルバノスタット』
  1.4.1 ポテンショスタットとは?
  1.4.2 ポテンショスタットのスイッチ・端子類
  1.4.3 ガルバノスタットの動作
  1.4.4 使用上の注意
 コラム ポテンショスタットの選び方
 1.5 三種の神器『作用電極・基準電極・補助電極』
  1.5.1 作用電極の機能
  1.5.2 作用電極を選ぶ基準
  1.5.3 代表的な作用電極
  1.5.4 作用電極の前処理
  1.5.5 作用電極をつくる
  1.5.6 基準電極に求められる性質とは
  1.5.7 代表的な基準電極
  1.5.8 補助電極
 コラム 非水溶液系で使う基準電極
 1.6 三種の神器『セルと試薬』
  1.6.1 電解セルの構成
  1.6.2 塩橋とルギン細管
  1.6.3 試薬
 1.7 さあ実験だ!
  1.7.1 電極と溶液の準備
  1.7.2 装置などの準備
  1.7.3 自然電位の測定
  1.7.4 サイクリックボルタンメトリー
  1.7.5 ファラデー電流
  1.7.6 バックグラウンドの測定
  1.7.7 非ファラデー電流
  1.7.8 実験終了 
 1.8 電気化学の実験と研究のポイントAtoZ
  1.8.1 基礎編『よくある落とし穴』
  1.8.2 応用編『研究者への道』
第2章 基礎的な測定法
 2.1 はじめに
 2.2 電極電位の測定
  2.2.1 実験方法
  2.2.2 実験結果
  2.2.3 Q&A
 2.3 定常分極曲線の測定
  2.3.1 実験方法
  2.3.2 実験結果
  2.3.3 Q&A
 2.4 サイクリックボルタンメトリー
  2.4.1 物質移動と電荷移動反応
  2.4.2 化学反応を伴う場合
  2.4.3 反応物の吸着がある場合
  2.4.4 電極そのものが反応する場合
  2.4.5 拡散形態とボルタモグラムの形
  2.4.6 おわりに 
 2.5 交流インピーダンス法
  2.5.1 実験方法
  2.5.2 実験結果
  3.5.3 Q&A
 2.6 クロノアンペロメトリー
  2.6.1 測定原理
  2.6.2 実験と結果の解析
  2.6.3 Q&A 
 2.7 クーロメトリー
  2.7.1 実験方法
  2.7.2 実験結果
  2.7.3 Q&A
 2.8 クロノポテンショメトリー
  2.6.1 測定原理
  2.6.2 実験と結果の解析
  2.6.3 Q&A
 2.9 パルスボルタンメトリー
  2.9.1 実験方法
  2.9.2 実験結果
  2.9.3 Q&A
 2.10 対流ボルタンメトリー――回転電極法 
  2.10.1 回転ディスク電極(RDE)
  2.10.2 実験方法
  2.10.3 実験結果
  2.10.4 Q&A
 コラム 回転リングディスク電極(RRDE)
 2.11 対流ボルタンメトリー――チャネルフロー電極法
  2.11.1 CFDEの設計条件と実験方法
  2.12.2 実験結果
  2.12.3 Q&A

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