内容紹介
2015年4月25日、ネパールの首都カトマンズの北西約77km、震源深さ15kmの地点を中心にマグニチュードMw 7.8の地震が発生した。本報告書は、本会災害委員会の現地調査団、トリブバン大学(Tribhuvan University) およびネパール計画・公共事業省都市開発住宅建築局 (DUDBC) との共同調査によって得られた地震動の概要、被害状況、現地の建築構造、基礎構造の基準と施工方法の現状、被害原因の推定などをとりまとめたものである。
目次
1.はじめに
2.地震の概要
3.地形・地質
4.基礎構造
5.建物の被害
6.歴史都市の被害状況
7.人的被害
8.詳細調査建物の解析
9.まとめ
10.教訓