内容紹介
道路標識については、「道路標識、区画線及び道路標示に関する命令(標識令)」に基づく技術的基準として「道路標識設置基準」が規定されています。この基準は、昭和53年3月に策定されて以降、標識令の改正や技術・道路政策の変遷などを踏まえ、改正を行ってきました。
道路標識設置基準のうち構造に関する規定については、平成27年3月に改定されています。
本便覧は、この改定を踏まえ、道路標識設置基準のうち構造に関する基準に適合する標準的な照査式や構造詳細等をとりまとめたものです。
また、維持管理については、定期点検が法定化され、維持管理性の向上、劣化や損傷による第三者被害の防止について特に重要視されています。それらも踏まえて、便覧では、最新の知見・事例を紹介し、参考となる情報を取りまとめています。
本便覧が道路標識の整備、維持管理に携わる人々に活用され、道路交通の安全、円滑の確保に貢献することを期待してやみません。
目次
第1章 総論
第2章 設計の基本
第3章 調査
第4章 材料
第5章 許容応力度
第6章 構造設計
第7章 耐久性への配慮
第8章 落下防止対策
第9章 製作
第10章 施工
第11章 道路標識の維持管理
参考資料 道路標識の設計計算例
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