内容紹介
公債制度の中核である建設公債の原則を切り口として、日本の公債発行制度やその理論的背景、実際の財政運営の変遷などを分析。なぜ財政状況が悪化するのか、抑制できない理由を詳らかにする。
目次
第1章 日本の公債発行の概要/第2章 理論的背景/第3章 制度としての建設公債の原則
第4章 負担受益一致論から見た建設公債の原則の運用に対する評価/第5章 歯止め論から見た建設公債原則の運用の変遷/第6章 ドイツの建設公債の原則/第7章 諸外国の公債関連ルール・赤字抑制策
第8章 地方財政と建設公債の原則/第9章 建設公債の原則と財政規律確保をどうすべきか