メンタルモデル

メンタルモデル

ユーザーへの共感から生まれるUXデザイン戦略
原書名 MENTAL MODELS Aligning Design Strategy with Human Behavior
著者名 田村 大 監訳
酒井 洋平
澤村 正樹
重村 将之
羽山 祥樹
発行元 丸善出版
発行年月日 2014年01月
判型 A5 210×148
ページ数 298ページ
ISBN 978-4-621-08806-7
Cコード 3355
NDCコード 547
ジャンル 電気・電子・情報工学 >  情報・コンピュータ >  情報・webデザイン
社会科学 >  ビジネス

内容紹介

ユーザーへ深く共感し、同時にそれを製品・サービスのコンセプト立案へうまく橋渡しする手法は今まで存在しなかった。それを職人芸的にやり遂げるごく一部のリサーチャーやデザイナーがいたのみである。本書は手法のプロセスをステップ・バイ・ステップで丁寧に解説し、読み進めながら実践に活用していくことで、原著者が培った職人芸を短期間で無理なく身につけられるつくりになっている。

目次

セクション1 何、なぜ、いつ、そして誰?
 1章 メンタルモデルとは何か?なぜつくるのか?
  メンタルモデルとは何か?
  なぜメンタルモデルを使うのか?
  メンタルモデルはデザインに確信を与える
  メンタルモデルは方向性を明確にする
  戦略の継続性
 2章 いつ使う? メンタルモデルを仕事に活用
  調査方法を決定する
  メンタルモデルはほかのUX手法にどのようにつなげるか
  メンタルモデルを利用するための近道とその他の方法
 3章 メンタルモデルをつくるチームに誰が参加するか?
  プロジェクトリーダー
  プロジェクトの実践者
  プロジェクトガイド
  プロジェクトサポート
セクション2 方法
 4章 タスクに基づいた対象者セグメントの定義
  タスクにもとづいた対象者セグメント
  調査のスコープを決める
 5章 調査参加者をリクルーティングする
  調査に必要な参加者の人数を見積る
  スクリーナー(候補者選定用の質問)を作成する
  スケジュールを調整する
  参加者のリクルーティング
 6章 インタビューのスコープを決める
  リサーチのゴールを設定する
  インタビューでの質問フレーズをリストアップする
 7章 インタビューの参加者
  電話で話すか、フェイス・トゥ・フェイスで話すか
  誘導しないでください
  外国へのインタビューを計画する
 8章 発話録を分析する
  コーミング(タスクを抽出する)
  練習問題
  回答
 9章 パターンを許す
  タスクをパターンによってグループ化する
  チームでの作業分担を計画する
  自分を褒めましょう
 10章 メンタルモデルをつくる
  モデルは自然と形づくられる
  ブロックごとにモデルを構築する
  プロジェクトガイドによるダイアグラムのレビュー
  省察をする
  ダイアグラムの見栄えを整える
  意見を求める
 11章 対象者セグメントを最適化する
  結果と最初に立てた仮説を比べる
  セグメント名称を明確にする
  セグメントの定義を最適化する
  対象者セグメントをほかのプロジェクトで使用する
  リサーチからデザインへの移行、動詞から名詞への移行
セクション3 アプリケーション 
 12章 メンタルモデルにコンテンツを配置する
  ソリューションのコンテンツマップを描く
  メンタルモデルの下にコンテンツを並べる
  ビジネスチャンスを見つける
  気づきを共有しよう
  ダイアグラムを印刷する
  チャンスを優先度づけする
 13章 サイト構造を導きだす
  上位構造を導き出す
  ラベルで使うボキャブラリーを選ぶ
  サイト構成とラベルをテストする
  フィーチャーと機能を導きだす
 日本語版付録  メンタルモデルダイアグラムの活用  

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(本体2,400円+税10%)
在庫:絶版