日本のタンポポとセイヨウタンポポ

日本のタンポポとセイヨウタンポポ

著者名 小川 潔
発行元 丸善出版
発行年月日 2013年11月
判型 四六 188×128
ページ数 136ページ
ISBN 978-4-621-08790-9
Cコード 0045
ジャンル 科学一般 >  科学読み物
生物・生命科学 >  生物一般 >  生物読み物

内容紹介

どうぶつ社書籍の復刻。日本にはもともと在来種タンポポが生育しているが、都市部を中心にタンポポといえば外来種ばかりという地域も少なくない情況となってきた。同一地域内における外来種タンポポの分布拡大と、在来種タンポポの減少は、在来種から外来種へと種が交代していくように見える。本書では、この交代現象の実態を明らかにし、その原因をタンポポという植物自体の特性と、生育環境、とりわけ人間の関与した生育地特性との関係からとらえている。

目次

第1章 在来種と外来種
 駆逐説に問題あり!/日本のタンポポ/外来のタンポポ/見分け方/日本各地のタンポポ調査
第2章 南関東におけるタンポポ調査
 1978年の調査から/都心部の実態/1980年代の調査から
第3章 タンポポの生える場所
 路傍か野原か?/人間による干渉/生えやすい場所、生えにくい場所/タンポポはどのような土地を選ぶか
第4章 10年後の調査から
 10年間の推移を見る/分断され孤立する/在来種が激減する/路傍の減少とタンポポの減少/10年間の変化
 について
第5章 タンポポの季節
 芽生えの時期/発芽と温度/夏をどう過ごすか
第6章 生き残り作戦
 実生はどれくらい生き残るか/実験的に確かめる
第7章 交代現象のシナリオと残された課題
 タンポポの交代現象とは結局何か/環境指標性と保全の課題/土壌の都市化/雑種形成の問題
付章1 タンポポ調査の調査票と手順
付章2 土地利用形態別タンポポの出現状況

定価:本体1,800円+税
在庫:在庫あり