メジャーリーグの数理科学 上

メジャーリーグの数理科学 上

原書名 Curve Ball
著者名 後藤 寿彦 監修
加藤 貴昭
発行元 丸善出版
発行年月日 2012年07月
判型 A5 210×148
ページ数 248ページ
ISBN 978-4-621-06310-1
Cコード 3041
ジャンル 数学・統計学 >  確率・統計 >  統計学
数学・統計学 >  確率・統計 >  回帰分析・多変量解析
数学・統計学 >  シリーズ数学・統計学 >  数学リーディングス

内容紹介

打率、出塁率、打点、本塁打数、防御率、得点圏打率、盗塁成功率…。新聞やテレビでよく報道されている野球のデータの中から正しい真実を読み取るために必要な考え方を、高校・大学初年級の統計学の範囲で解説。野球のデータを楽しみながら、意味のない数字に振り回されない、数学的思考法をトレーニングができる。

目次

第1章 卓上用野球ゲームから抽出したモデル
 オールスター野球ゲーム(ASB)
 オールスター野球ゲーム(ASB)モデルの前提
 全米プロ野球ゲーム(APBA)モデル:投手の導入
 SOM野球ゲーム:独立したモデル
 スポーツ・イラストレイテッド野球ゲーム:双方向性モデル
 どのモデルが最も良いのか?
 野球コラム
第2章 野球データの探索
 打撃データの調査
 グループ比較
 打撃データの相関性
 投球データについて
 野球コラム
第3章 確率の導入
 データ分析を超えて
 確率モデル
 野球コラム
第4章 状況による影響
 状況を調べる
 打率に関する2つのモデル
 状況による影響
 状況による影響に関するモデル
 良いモデルを見つける
 多くのノイズ
 野球コラム
第5章 調子の波の激しさ(もしくは好調)とは
 ストリーキネスについて考える
 野球データの解釈
 ジールの真の打撃能力とは?
 チームのプレイ
 もう1度調子の波の激しさについて考える
 野球コラム
第6章 打撃成績
 大いなる追求
 直感的技法
 より分析的なモデル
 野球コラム
第7章 1プレイごとの平均得点
 プレイにおける「重み」付け
 リンゼイ・パルマー・モデル
 最小二乗線形回帰(LSLR)とリンゼイ・パルマー・モデルの比較
 野球コラム
アメリカの卓上用野球ゲームの歴史と特色
 オールスター野球ゲーム
 全米プロ野球ゲーム
 SOM野球ゲーム
 スポーツ・イラストレイテッド野球ゲーム

出版社からのメッセージ

本書は、2004年8月にシュプリンガー・ジャパン株式会社より出版された同名書籍を再出版したものです。

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定価:2,970円
(本体2,700円+税10%)
在庫:絶版