陸軍登戸研究所<秘密戦>の世界
-風船爆弾・生物兵器・偽札を探る
著者名 | 明治大学平和教育登戸研究所資料館・山田 朗 編 |
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発行元 | 明治大学出版会 |
発行年月日 | 2012年04月 |
判型 | A5 210×148 |
ページ数 | 290ページ |
ISBN | 978-4-906811-00-7 |
Cコード | 1021 |
ジャンル | 社会科学 > 社会科学一般 |
内容紹介
大学キャンパスのルーツをたどるとそれは日本陸軍の〈秘密戦〉研究所だった。陸軍登戸研究所で秘かに行われていた風船爆弾・暗殺用毒物・動植物抹殺のための生物兵器・偽札・スパイ機材などの開発・製造。60年以上封印されていた〈秘密戦〉の歴史を、新たに開設された資料館の展示と残された遺物によってここに復元する。
目次
はじめに
第一章 アウトラインを探る:登戸研究所とは何か
第二章 時代背景を探る:登戸研究所と戦争の時代
第三章 登戸研究所の全体像を探る
第四章 風船爆弾の実像を探る
第五章 生物兵器・スパイ兵器の謎を探る
第六章 証拠なき世界を探る
第七章 偽札印刷の真相を探る
第八章 〈秘密戦〉のその後を探る
第九章 戦争の記憶をどう継承するかを探る
登戸研究所関係参考文献一覧
登戸研究所関係年表
参考文献一覧
資料館設立趣旨・展示のねらい
おわりに
図版一覧
索引
著者紹介