内容紹介
小社刊『自然科学の鑑賞』の著者の第二作。50年代末から80年代初頭まで、それぞれの時代を代表する23点の作品を取り上げ、自分の精神史を語ると同時に現役科学者の目からその時代の特質を論じる。読書ガイドとしてだけでなく、戦後日本の世相にも鋭く切り込んだ随筆評論集。
目次
<収録作品> バートランド・ラッセル『宗教は必要か』、丸山眞男『現代政治の思想と行動』、江藤淳『アメリカと私』、遠藤周作『ぐうたら随筆』、アルビン・トフラー『第三の波』、山崎正和『柔らかい個人主義の誕生』、村上陽一郎『科学者とは何か』、他16点