内容紹介
非破壊試験(検査)とは、“物を壊さずに”その内部のきずや表面のきずあるいは劣化の状況を調べ出す検査技術で、使用中の設備などを長期にわたって有効に活用することを可能とします。廃棄物を少なくして自然環境を維持する技術の一つであり、今後ますますその重要性が高まるでしょう。 各試験法の現象的な記述に留まった既刊の類書と異なり、本書では統一的な観点から、非破壊試験(検査)の理論を整理します。検査技術者、設備技術者、信頼性技術者、研究者、又機械工学、材料工学専攻の学部学生、院生向けの本格的な解説書です。