内容紹介
現在、生命科学の分野でもっとも注目を集めている、発生・再生の研究。環境化学物質から細胞接着分子、クローン技術まで・・・その研究領域は極めて広く多岐にわたっている。関西学院大学のサイエンティストたちが、科学を志す高校生にもわかりやすくユーモアたっぷりに自らの研究を語り、研究の最先端に触れることができる、画期的な入門書。
目次
■目次
■I.環境因子と発生過程
■II.組織どうしをつなぎあわせて生命を司る物質、カドヘリン-細胞接着を研究して見えてくるものとは-
■III.生命の微細な構造ができる仕組みを解き明かす-ユニークなシグナル分子エピモルフィン-
■IV.免疫システムを分子レベルでさぐる-明日への医療を繋ぐ-
■V.細胞増殖制御機構と癌化機能の全貌を探る-癌の根本的治療法の開発へ-
■VI.核移植技術による固体の再生-絶滅動物の復活に向けて-