内容紹介
「視線誘導標設置基準」は、「立体横断施設設置要領(案)、道路照明施設設置基準および視線誘導標設置基準について」(昭和42年4月27日道路局長)として通達されました。その後、技術開発により反射体の反射性能が向上したこと、高規格な道路の整備が進められるに伴って、視認性を考慮して、より大きな反射体の視線誘導標も必要となってきたこと、また施工及び維持管理に関する記述が不足していたこと等から改訂が必要になっていました。このような背景のもとで、当協会交通工学委員会において、実態に即した技術基準の調査研究を行い成案を得ました。建設省は、その成案をもとに取りまとめを行い「視線誘導標設置基準 の改訂について」(昭和59年4月26日 都市局長・道路局長)として通達されました。 本書は、この実施に当たっての運用等について解説したものであります。
目次
第1章 総則
第2章 構造諸元
第3章 設置計画
第4章 材料
第5章 施工
第6章 維持管理
付録