内容紹介
日本機械学会 計算力学部門では,計算力学分野の詳細についてI~V巻よりなる総合的なハンドブックの出版を企画しました.本書はその第1巻,有限要素法(構造編)についての総合的な解説書で,4名のエディターにより総合的な取りまとめを行い,全体は14章より構成されています.本書の特色は,計算力学に関する詳細な内容を記述した教科書,専門書などがすでに出版されていることを前提として,(1)計算力学を専門としない技術者,研究者,大学院生等一般のユーザーを対象として,(2)基礎事項と応用に際しての要点をまとめて示すとともに,(3)モデル化の技法,結果の評価など,計算力学のツールを使いこなすためのノウハウを豊富に盛り込んだ実用的なハンドブックです.日常業務の座右の書としてお薦めいたします。
目次
第1章 有限要素法の基礎
第2章 数値計算
第3章 有限要素
第4章 動的応答
第5章 幾何学的非線形問題
第6章 材料非線形問題
第7章 接触問題
第8章 破壊力学問題
第9章 加工解析
第10章 複合材料
第11章 構造最適設計
第12章 電子デバイス・電子機器設計への計算力学の応用
第13章 プリ・ポストポロセッサ
第14章 先端技術の有限要素法への応用
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