内容紹介
人生は気力の勝負ではないか、そしてこの気力は、体力が基になっている。気力と体力をもって生命力というのであろう。前半では科学の分野や政治経済の動向など物理学研究者の目で論じ、後半で人間としての生活、文学や歌、そして人物論と幅広いジャンルを気力を込めて論じた一冊である。
目次
第一章 科学とその周辺、右巻き、左巻き/こころの科学と、人間の意志/経済の自己流探索/日本経済の行方第二章 社会論、日本語の豊富さ/非業の死、歴史の変遷/世界遺産 第三章 人間そして生活、「笑い」について/男と女の違い/生まれて初めて/臆病な妻と用心棒/研究所出身の飲み友達/ある夜のできごと 第四章 文学、歌、本の題名/ある日の文学散策/フォークソング 第五章 人物論、二人の監督、中畑清と原辰徳/教駒の恩師、浅原欣次郎先生/教駒の恩師、重松樫三先生