内容紹介
1927(昭和2)年、理科教場として建築された学習院大学南1号館は、既存建物の再利用のため、理学部の研究教育棟に生まれ変わる。文化財としての改修の意義や、改修工事現場の詳細を掲載。歴史と思い出溢れる学び舎の魅力を継承する。
目次
新しくなった南1号館写真/発刊のことば 東園基政/はじめに 福井憲彦 第一章 南1号館の修復と活用 文化財としての南1号館改修の意義 内田青蔵/南1号館の修復と活用 杉山経子他第二章 ドラフトチャンバーと理学部棟について 機能と居心地の良さを備えた理科教室 村松康行他 第三章 南1号館を彩ったものいろいろ 南1号館のスクラッチタイル外壁の状況 今本啓一他 おわりに/参考文献・史料/執筆者・協力者一覧