内容紹介
筆者が日本医事新報等に寄稿してきたもの等を纏めた短編エッセイ。大東亜戦争(太平洋戦争)の戦中戦後という時代を生きてきた筆者が、その未曾有の国家の困難期がどのようなものであったか回顧しつつ纏める。
目次
第一部 戦後の世情 先見の明/「はやぶさ」の偉業/「はやぶさ」に思う/親の顔を見てみたい/最近の犯罪に思うこと/
数え/日本法医学会総会余話ならびに叙勲祝賀会祝辞/日本語雑感/人の死とは 死の医学的真相
第二部 日清・日露戦争および大東亜戦争後の世界と日本
戦 終わって/偽装日本/政府要人の談話と謝罪/大震災と原発事故のテレビ報道
第三部 歴史へ移る戦争現代史 フランクフルト学派/天皇と憲法/戦後を生きて