内容紹介
アオーレ長岡は、屋根付き広場のナカドマを中心にして、アリーナ、市民交流スペース、市役所、議会などの機能が混然一体に溶け合う全く新しいコンセプトの公共建築である。本書では、その発案から、建築家の隈研吾氏やコミュニケーションディレクターの森本千絵氏をはじめとした多くの人々の協力を得ての竣工、そして予想をはるかに上回る利用がなされている現在に至るまでの経緯を纏める。
目次
【第一部ありのままのアオーレ長岡】
1章 市民のハレの場としての活用の実態/2章 市役所機能の分配配置への挑戦と総合窓口の設置/3章 市民組織による運営/4章 市民協働センター/5章 福祉のカフェ「りらん」6章 先進的な環境対策/7章 既存都市機能の活用
【第二部 完成までの道のり】
8章 決断までの道のり/9章 コンペの実施と隈研吾さんの当選/10章 隈研吾さんの提案
11章 建設工事の現場/12章 運営組織の確立/13章 完成後の実績
資料編 アオーレ長岡の軌跡