赤い光芒

赤い光芒

重症くも膜下出血のオペで運命やいかに
著者名 浜名 新
発行元 丸善プラネット
発行年月日 2012年07月
判型 四六 188×128
ページ数 232ページ
ISBN 978-4-86345-130-8
Cコード 0093
ジャンル 実用 >  趣味・実用

内容紹介

50歳の杉原は仕事中、急な頭痛・めまい・吐き気に襲われ救急病院へ。脳動脈破裂による「くも膜下出血」と診断され、未破裂の脳動脈瘤三個も見つかる。ICU搬入後、昏睡状態へ悪化。担当医西沢の判断で「開頭結集除去手術」、「瘤のネッククリッピング術」が開始されるが…。 自身の豊富な脳神経外科医としての経験を盛り込んだ浜名新の医療小説第五弾!医療従事者の視点、患者・家族の視点を踏まえて叙された表題作はじめ小説4編、心に沁みる随筆三編を収録。

目次

1、赤い光芒芒 ―重症くも膜下出血のオペで運命やいかに
一 アカシア病院
二 A病院での事例回想
①救急外来・くも膜下出血
②ICU・再出血・脳ヘルニア
③説明と同意
④ミッドナイトオペ
⑤マコロニ症候群
⑥デート
⑦片麻痺に気づく
⑧頭蓋骨を戻す
⑨葛藤・リハビリ訓練
三 コーヒーブレイク
文献 1
2 危機一髪―セラチア菌敗血症の恐怖
3 振り込め詐欺―インフルエンザを騙る
4 独居老人の回想・つれづれ草
5 「くんくん」と「ぷく」―愛犬との交遊録
6 大磯、旧吉田茂邸見学
7 小説作法講座―作家伊藤桂一氏から学ぶ

定価:1,650円
(本体1,500円+税10%)
在庫:品切れ・重版未定