内容紹介
百年に一度と言われる世界大不況の後に来るものは何であろうか。米国一極から多極化、価値観の多様性、と時代は確実に変っている。 新興国の台頭によるビジネスモデルの変化、グローバル化による日本の「モノづくり」の空洞化は産業の付加価値を上流にシフトさせ、「技術」を通り越して「研究」そのものに向かわせている。研究から生み出される「研究知」「モノづくり知」そのものの優劣を争う時代が来ている。 本書では、研究から生み出された「知」が会社の富の源泉になる「研究経営」というパラダイムについて論じる。
目次
■目次 ■はじめに ■第1章 研究経営とは ■第2章 ビジネスモデルの変遷 ■第3章 日立の半導体の変遷 ■第4章 成長路線 ■第5章 技術経営 ■第6章 研究とは ■第7章 研究と経営 ■第8章 研究と人生 ■おわりに