コンクリートライブラリー
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汚染水貯蔵用PCタンクの適用を目指して
発行元 | 土木学会 |
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発行年月日 | 2016年06月 |
判型 | A4 297×210 |
ページ数 | 228ページ |
ISBN | 978-4-8106-0915-8 |
Cコード | 3051 |
NDCコード | 511 |
ジャンル | 土木・建築 > 土木 > 土木一般 |
内容紹介
東日本大震災から5年が経過した現在でも,東京電力福島第一原子力発電所(以下、1F)は,多くの課題をかかえています.その中の1つが,地下水の流入による汚染水の増加です.1Fで発生している汚染水は,現在,約1000基の鋼製タンクで保管されています.汚染水貯蔵用PCタンク検討小委員会(228委員会)(委員長:梅原秀哲 名古屋工業大学教授)では,今後の汚染水貯蔵に関して,鋼製タンク以外の選択肢としてPCタンクの技術的な適用性を2014年5月から2年間にわたり検討しました.本書は、その委員会活動の成果をとりまめたものです.1Fの課題解決に本書が活用されれば幸いです.
目次
第1章 はじめに
第2章 福島第一原子力発電所における汚染水の状況
第3章 PCタンクの概要
第4章 PCタンクの耐震性
第5章 基本構造の検討
第6章 設計検討
第7章 施工性の検討
第8章 まとめ