内容紹介
本指針(案)の特徴は、現行の鋼製水門の設計実務に用いられる基準類との整合性に配慮し、本編を許容応力度設計法で記述したこと、使用材料・設計・施工・検査・維持管理の全般についてFRP固有の要因を考慮した記述としたことです。一方で、複合構造標準示方書との整合性にも配慮し、参考資料として限界状態設計法をベースとした性能照査型設計法も提示しています。 本指針(案)が、より多くの実務者・研究者に役立ち、さらにFRP水門の普及・発展に寄与することを願っています。
目次
1章 総則
2章 使用材料
3章 設計
4章 施工
5章 検査
6章 維持管理