内容紹介
地震工学委員会では、主に若年技術者を対象に耐震設計の体系的かつ本質的な理解を目指した耐震セミナーを開催しています。講師は、当委員会に所属する耐震設計や耐震工学分野の第一線で活躍している技術者や研究者が務めています。 本セミナーは毎年2回程度開催し、受講者の要求レベルに配慮して基礎編と実践編に分けて開催して います。基礎編の内容を書籍として取りまとめたものが、平成23年1月に発刊した「実務に役立つ耐震 設計入門」です。このたび、実践編の内容をとりまとめ、「続・実務に役立つ耐震設計入門(実践編) 」として発行しました。 建設技術者には、安全、安心で強靭な構造物を社会に提供するという使命があります。本書を通して耐震工学の基礎を十二分に学び、我が国の地震防災に貢献されることを願っております。
目次
第1章 地震動の特性と設計地震動の評価
第2章 地盤の液状化・側方流動の評価・解析法
第3章 地中構造物の耐震設計法
第4章 地上構造物の耐震設計法
第5章 基礎の耐震設計法
第6章 構造物の耐震診断・耐震補強