高流動コンクリートの配合設計・施工指針 2012年版
発行元 | 土木学会 |
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発行年月日 | 2012年06月 |
判型 | A4 297×210 |
ページ数 | 274ページ |
ISBN | 978-4-8106-0742-0 |
Cコード | 3051 |
NDCコード | 511 |
ジャンル | 土木・建築 > 土木 > 土木一般 |
内容紹介
今回の改訂では、[本編]1章総則において配合設計思想の概念を図示し、単に配合設計・製造の結果として締固め作業が必要か不要かということではなく、計画段階で「締固めをしないことを前提」としたことにより、配合設計・製造・施工の各段階において「締固めをすることを前提」としたコンクリートとは異なる種々の配慮が必要となることを明確にしています。 資料編については全面的に差し替えることとし、新たに執筆・編集した「国内の現状・海外の実績」、「高流動コンクリートの耐久性」、「締固めを必要とする高流動コンクリートの施工事例」を収録し、高流動コンクリート使用上の参考となるように、その資料的価値を高めました。 本指針によって、高流動コンクリートの普及が一層促進することを期待しています。
目次
[本編]
1章 総則
2章 高流動コンクリートの性能
3章 材料
4章 配合
5章 性能の照査
6章 製造
7章 施工
8章 検査
[配合設計標準]
1章 総則
2章 高流動コンクリートの事故充填性のランクと種類
3章 高流動コンクリートの選定
4章 粉体系高流動コンクリートの配合設計
5章 併用系高流動コンクリートの配合設計
6章 増粘剤系高流動コンクリートの配合設計
[製造・施工標準]
1章 総則
2章 製造
3章 施工
[検査標準]
高流動コンクリートの充填試験方法(案)
コンクリートのスランプフロー試験方法
高流動コンクリートの漏斗を用いた流下試験方法(案)
高流動コンクリートの空気量の圧力による試験方法
高流動コンクリートの強度試験用供試体の作り方
高流動コンクリートの500mmフロー到達時間試験方法(案)
[資料編]
資料1 国内の現状・海外の実績
資料2 高流動コンクリートの耐久性
資料3 締固めを必要とする高流動コンクリートの施工事例
資料4 参考文献