内容紹介
品確法が施行以来、入札制度に総合評価落札方式が導入されたように、今や鋼橋の調達においてはコスト面だけではなく技術面も評価されるようになってきました。 良いものを作るためにはどうすればよいのか。購入する立場(発注者)と提供する側(受注者)が相互に共通認識できるよう、設計から施工までの各作業プロセスにおいて重要な品質確保のポイントをイラストや写真を多数活用してわかりやすく紹介し、さらにその背景となる技術も解説しています。 また、鋼橋に関わる初級技術者や学生の方にも、設計から施工までの流れとともに品質確保のためのポイントはどこかを容易に学習できます。同時に、今後の技術検討課題を抽出するための一助にもなる一冊です。
目次
第1章 はじめに
第2章 鋼橋に求められる性能と品質
第3章 鋼橋の建設プロセスと留意点
第4章 鋼橋の品質確保のための知識とポイント
第5章 鋼橋の品質確保に関する問題事例