内容紹介
バブル経済崩壊後、少子高齢化社会の到来を迎え、従来の新たな社会基盤を建設することに加えて、これまでに蓄積してきた構造物をいかに保全(維持補修)するかということに力点が置かれるようになってきました。加えて、新規の社会基盤整備についても、費用便益という用語に代表されるように、いかに合理的に建設整備事業を推進するかが重要となってきました。 このような観点から、「建設段階」および「維持補修段階」を対象としたマネジメントに特化した研究を行い、事例を添えて本書にまとめることができました。 岩盤構造物のマネジメントに関わるすべての方に入門書兼事例参考書として利用していただけると幸いです。
目次
第Ⅰ編 ジオリスクエンジニアリング序論
第Ⅱ編 建設コストの変動リスクマネジメント
第Ⅲ編 地盤・岩盤構造物のアセットマネジメント