内容紹介
今回の改定の主旨は,以下のとおりです. ・ISO規格による構造設計の体系の国際標準化の動きを受けて,トンネルにおいても国際標準化の端緒を開く目的で,現時点で可能な範囲での知見を整理し「共通編」として新たに改訂版に反映させることにしました. ・全編にわたり最新の技術をできるだけ取り入れ,内容の充実を図るとともに,新たな技術的知見の追加や具体の事例紹介に努めました. ・とくに設計では,国際標準に対応するため極力構造物の性能を明確にするための表現や記述を取り入れました. ・また近年,維持補修への関心が高まっていることに配慮し,維持管理に配慮した計画,設計への記述を追加しました. ・併せて 重金属類を含有したトンネル掘削ずり処理における周辺環境への配慮等の記述を追加しました. ・解説文の記述の参照元,引用文献を明示するなどし,利便性を向上させました.
目次
[共通編]・同解説
第1章 総則
第2章 トンネル構造物の性能規定
[山岳工法編]・同解説
第1編 総論
第2編 計画および調査
第3編 設計
第4編 施工
第5編 施工管理
第6編 補助工法
第7編 特殊地山のトンネル
第8編 都市部山岳工法
第9編 TBM工法
第10編 矢板工法
第11編 立杭および斜杭