コンクリートライブラリー
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吹付けコンクリート指針(案)のり面編
著者名 | コンクリート委員会吹付けコンクリート研究小委員会 編 |
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発行元 | 土木学会 |
発行年月日 | 2005年08月 |
判型 | A4 297×210 |
ページ数 | 250ページ |
ISBN | 978-4-8106-0519-8 |
Cコード | 3051 |
NDCコード | 511 |
ジャンル | 土木・建築 > 土木 > 土木一般 |
内容紹介
のり面吹付けコンクリートは,岩盤等の風化・浸食防止,崩落防止を目的として利用されています。前者として,全面に吹付けを行う「コンクリート吹付け工」,後者として,矩形断面を有する枠を形成する「吹付け枠工」が挙げられます。これまで,のり面吹付けコンクリートは,長距離圧送などの施工上の問題や品質のバラツキ等のため,通常のコンクリートに比べて低い圧縮強度をもとに設計されてきました。しかしながら,近年,材料・配合の検討,施工方法の改良が進み,品質の安定化,信頼性の向上が図られています。 本書では,これらの技術の進歩を踏まえ,これまでよりも高い強度で,かつ高性能なのり面吹付けコンクリートを達成するための,材料・配合・施工上のポイントを記載しています。合わせて,実務に役立つよう,参考資料にのり面吹付けコンクリートに関する技術資料や施工事例を紹介しています。
目次
1章 総則
2章 要求性能
3章 性能照査
4章 施工計画
5章 材料および配合設計
6章 製造および施工設備
7章 施工
8章 検査
9章 工事記録および点検