人口減少下の社会資本整備

人口減少下の社会資本整備

拡大から縮小への処方箋
著者名 丹保 憲仁 編著
発行元 土木学会
発行年月日 2002年11月
判型 B6 182×128
ページ数 220ページ
ISBN 978-4-8106-0413-9
Cコード 3051
NDCコード 510
ジャンル 土木・建築 >  土木 >  土木一般

内容紹介

最近の発表によれば,2006年にピークに達するわが国の総人口は,2050年には1億人程度にまで減少すると推計され,また、2100年総人口は6,400万人ぐらいになるという参考推計値も発表されました.この規模・時間スケールでの急速で大幅な人口変動を人類は経験したことがなく,社会のさまざまな分野で,価値観の転換,各種制約条件の変化が生じ,社会的・経済的構造も変容するものと考えられます. このような大変動期に社会的共通基盤を整備しつづけることは,わが国はもとより世界でも初めての経験です. 本書では,このような状況下で100年後の将来に向けてなにを用意すべきか,学術と技術をどのような方向に展開し,その結果をいかに社会に還元すべきかを,すべての土木技術者(Civil Engineer:市民工学者)へ提案しています.

目次

第1章 人類史上はじめての経験―長期的な人口減少
第2章 人口減少下での社会資本整備のための新たな社会設計
第3章 人口減少下での社会資本整備のための新たな空間設計
第4章 人口問題での国際社会における先導役

定価:1,320円
(本体1,200円+税10%)
在庫:品切れ・重版未定