内容紹介

定番の基礎データから、最近（最新）のサイエンスに関する大きな話題や発見などに対応。 昨年末に決定した４つの新元素（113：ニホニウム、115：モスコビウム、117：テネシン、118：オガネソン）のデータを掲載、「日本付近のおもな被害地震年代表」の大幅改訂。１月刊行『環境年表平成29‐30年』から一部項目掲載。１）世界的にも稀な理科全般にわたる分野を網羅したデータブック ２）113番元素ニホニウムを含む、新たなに決定した４つの新元素のデータを掲載 ３）メディア等さまざまな用途で使われる「日本付近のおもな被害地震年代表」を大幅見直し ４）最新の注目トピックスを掲載 ・火星の大接近と小接近（暦部） ・Ｍ型矮星周りの地球型惑星の発見（プロキシマｂ、トラピス（ト１） ・太陽系の氷衛星の地下の海（エンケラドス、エウロパ）（以上天文部） ・感染症とウイルス（ワクチン）（生物部）

目次

☆暦部： 2017年の１年間のこよみ情報、「太陽の自転軸」について追加記述
　　 『火星の大接近と小接近』（片山真人・国立天文台/トピックス）
☆天文部： 恒星の名称（List of IAU-approved Star Names）が制定、それに伴う改訂
　 『Ｍ型矮星周りの地球型惑星の発見（プロキシマｂ、トラピスト１）』（田村元秀・東京大学大学院/トピックス）
　　 『太陽系の氷衛星の地下の海（エンケラドス、エウロパ）』（竝木則行・国立天文台/トピックス）
☆気象部：2016年の統計数値を追加、反映（近年のおもな台風経路、国内外の気象災害なども）
　　津、潮岬の観測所移設に伴う平年値の変更
☆物理/化学部： 物理部「光と電磁波」「熱と温度」改訂。古いデータや出典不明データの再調査および更新
　化学部　新元素決定に伴う改訂（元素名、周期表、原子・イオンの電子構造）「化学上のおもな発明および発見」2011年以降追加
☆地学部：
　　［地理］ 国土地理院公表データに基づく改訂（山の標高、河川・湖沼の流量、面積、人口等)、国内外の潮流、潮汐更新
　　［地質・鉱物］ ケイ酸塩鉱物の追加、火成岩分類の修正　　　　
　　［火山］ 2017年（８月）までの国内外の火山情報、マグマの粘性の計算式を改訂（粘性→粘性係数に）、
　　　「実測された溶岩の温度と粘性係数」を最新のものに
　　［地震］ 2017年（８月）までの国内外の地震情報、「日本付近のおもな被害地震年代表」（地146〜179）の大幅改訂
　　［地磁気］ 「惑星のオーロラ」最新の探査衛星より得られた各惑星の固有磁場の磁気モーメント追加
　　　「世界各地の地磁気要素」「地磁気活動度」更新
　［電離圏］ 2016年データに更新
☆生物部：「細胞成長因子・サイトカイン」の改訂
　　『感染症とウイルス（ワクチン）』（河岡義裕・東京大学医科学研究所／トピックス）
☆環境部： 2016年までの国内外の環境データに更新、『環境年表平成29-30年』（2017年１月刊）の最新項目のなかから一部掲載
☆附録： 第１回(1901年)から今年2017年のノーベル賞受賞者一覧

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