看護倫理

看護倫理

著者名 シリーズ生命倫理学編集委員会
浜渦 辰二 責任編集
宮脇 美保子 責任編集
発行元 丸善出版
発行年月日 2012年07月
判型 A5 210×148
ページ数 276ページ
ISBN 978-4-621-08491-5
Cコード 3347
NDCコード 490
ジャンル 医学・薬学 >  医学一般 >  医療倫理
医学・薬学 >  シリーズ医学・薬学 >  シリーズ生命倫理学 全20巻

内容紹介

医療に関する様々な専門職業倫理、法規制、医療経済・政策論を解説。高齢化や社会福祉に関する情報、遺伝子工学、ナノテクノロジーなどの先端技術に関する情報を収載。第II期は第12巻・第14巻・第18巻・第19巻を同時刊行する。 第14巻のテーマは看護倫理である。看護師は、患者やその家族、医師との人間関係の中で、日々複雑かつ困難な倫理的問題に巻き込まれており、倫理に基づいた看護を実践することが求められている。また、状況の変化とともに看護師に求められる役割や責任も変わりつつあり、今後わが国の文化に根ざした看護倫理を構築することが課題となっている。

目次

第1章 看護における倫理
 1 職業としての看護の発展
 2 看護と倫理
 3 看護における倫理教育
 4 看護実践における倫理   
第2章 看護師の専門分化
 1 期待される看護師の専門分化:その背景と動向
 2 高度実践看護師の専門分化,役割拡大に含まれる倫理的要素
 3 高度実践看護師による倫理的熟考
 4 事例
第3章 患者中心の医療
 1 現代医療の特徴
 2 チーム医療のなかでの看護の専門性
第4章 看護師―患者・家族関係
 1 看護師―患者・家族関係
 2 看護師―家族関係
 3 看護師の患者・家族のとらえ方についての問題
 4 看護師―患者・家族関係における価値の衝突
第5章 看護師—医師関係
 1 「看護師―医師関係」に生命倫理学的課題が存在するのか?
 2 医師―看護師ごっこ
 3 看護の定義vs.医業の定義
 4 ジョイントプラクティス
 5 看護師は患者の権利擁護者になりうるのか?
第6章 高度医療における看護 
 1 未知なる課題における自己決定
 2 自分自身の生命観と向き合いながら考える生命の尊厳
 3 家族間の異なる価値の調製
 4 倫理的な視点とともにある看護の発展
第7章 日常業務で経験する倫理的問題
 1 日常業務で経験する倫理的問題
第8章 看護管理における倫理的問題
 1 看護管理者の責務
 2 事例を通して考える
第9章 在宅看護における倫理的問題
 1 在宅医療・看護
 2 退院をめぐる看護実践において看護師が抱える倫理的問題
 3 在宅看護における倫理的問題
 4 在宅における倫理的問題についての具体例
第10章 ケアの倫理と看護
 1 ケアリングの概念
 2 ケアリングの倫理
 3 看護実践とケアリング
第11章 看護における徳の倫理 
 1 徳の倫理とは何か
 2 文化と徳の倫理
 3 看護行為と徳の倫理
第12章 看護の研究と倫理
 1 研究倫理の歴史的変遷
 2 臨床看護研究の倫理
 3 研究参加者を守る倫理原則
 4 研究実施における倫理の具体化
 5 看護研究における倫理評価
 6 看護研究の倫理的ジレンマ

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