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『明解 水理学』34刷 図の訂正に関して

跳⽔現象は,NS⽅程式からは解析解が得られず,戦時中(昭和10年代の後半)に,⾕⼀郎先⽣や九⼤応⼒研の栗原道徳先⽣が剥離現象として取り組んだが失敗したと聞いております.戦後航空研究が禁⽌された時期に⼀時⼟⽊⼯学科に在籍した⾕先⽣は,⼀⾼で同級であった本間先⽣からもう何⼗年も前にhydraulicsで解析解が得られていると知り,ガッカリしたと話していました.⾕先⽣の「流れ学」に開⽔路の章が設けられているのはhydraulicsの⽅法の重要性を認識したためです.
しかし,ローラー部分の構造は⻑く分からず,本書の⼀部の図は理論的推定からすでに訂正済みですが.渦部分はそんなに⼤きくないだろうと思っていました.この点は⻑らく気になっていましたが,この度信頼度の⾼い数値シミュレーション論⽂が出ましたので,それに従い幾つかの図を訂正しました.

日野幹雄(『明解 水理学』著者)

 

令和3年2⽉10⽇発⾏第33刷までの跳⽔区間の流れに関する図について,下記のとおり訂正いたします.

令和4年6⽉20⽇発⾏第34刷では訂正されています.

 

図の訂正に関して(PDF)

 

 

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