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学生必見!立屋敷 哲先生(女子栄養大学名誉教授)著の化学テキスト活用事例

 

立屋敷哲先生は、長年女子栄養大学に勤務され、多くの管理栄養士・栄養士や食品・衛生管理技術者、臨床検査技師、養護・看護・保健教諭、家庭科教諭、栄養教諭を輩出されてきました。研究と教育に情熱を注がれてきた立屋敷先生は、大学での学生評価が高く、学生から大変親しまれている先生です。どう伝えれば学生が理解できるかをモットーに”もっとわかりやすく学生の”自主学習に役立つように“と、学生に寄り添った数多くの化学テキストを執筆されています。

丸善出版でも数点テキストをご執筆いただき、その多くは全国の大学の栄養学科や化学科、薬学部や工学部、さらには歯科大学や高等専門学校などの授業で採用されています。

 


 

そんな、立屋敷先生のテキストは、いまどきモノクロ!文字がびっしり!と驚かれることも多々あるのですが、”読めばわかる”、というのが使用した学生・教員の評価です。読んでわかる教科書に初めて出会ったという学生の意見も多く寄せられています(学生も多くいます)。テキストは自分だけの宝物、だから自分が使いやすいように自由に色を付けたり、マーカーを引いたり、どんどん書き込んで自分だけのテキストを作り上げることを念頭において作られています。
とはいえ、文字がびっしりで書き込む余白なんてないよー、といったご質問をいただく事が多いので、今回は、立屋敷先生の授業を受けてこられた女子栄養大学の先輩たちにご協力をいただき、特別に先輩たちのノート・テキストを大公開いたします!

ぜひ先輩たちの活用事例を参考にして、学習に役立ててください。

 

活用事例その(1)

専門分野(生理学、生化学、栄養学、食品学の基礎)の学習に不可欠な「化学のキソ」を身につけよう!

からだの中の化学

 

◆先生からのメッセージ

本書で勉強することは、ひらたく言えば、君たちが苦手と思っている化学が、君たちのからだの中でものすごく活躍している、ってことです。
食べた物がからだの中でどのように化学反応し、私たちの身となり健康を支えているのだろう。
化学的基礎がからだの仕組みや消化 ・ 吸収、代謝、栄養などとどうつながっているのか、
自分のからだの中で起こっていることは化学的にどういうことなのか、
基礎から応用へしっかり解説していきます。
少々難解な部分もあるかもしれませんが、ひとりでも理解しやすいように、大事なことは何度でも繰り返して説明しています。
しっかり読んで、自分の頭で理解し、自分の言葉で説明できるようになろう。実際に手を使って、自分の五感で学ぼう。
本書で身につけたことは、君たちのもっと先の将来に必ず役立ちます。

 

 

『からだの中の化学』P.74~77

授業のポイントやマーカーを引いてたくさんの書き込みが。
黄色は用語、青は自分のまとめを付箋と紐づけてノート代わりにしているようですね!


 


 

『からだの中の化学』P.75

付箋にはさらに一工夫。キーワードが書かれた付箋をめくると…

 

↓中には解説が!単語帳のように使っているんですね。

 

P.132 こちらも開くと…

 

↓エタノール(酒)を飲んだときのからだの中の反応(代謝)のまとめが!

 


 

教科書の余白は絶好の書き込みスペース P.105・140

 

 

 

活用事例その(2)

化学系の実験や実習に不可欠な「化学計算のキソ」を身につけよう!

演習誰でもできる 化学濃度計算 実験・実習の基礎

 

◆先生からの メッセージ

高校で化学を履修しなかった人をはじめ、実験・実習の際に必要な化学計算が嫌い・苦手な人も 、すべての学生が実験・実習の基礎を身につけ、自由自在に使えるようにすることを目標とした。とことん自分で読んで理解できるように懇切丁寧な説明、米国式の換算係数法の解説が本書の特徴。ところどころに“スタディスキル”を設け、自分なりの勉強の仕方を体得できるようになっているので参考にしてほしい 。本書に自由に色をつけたり、線を引いたり、どんどん書き込んで自分だけの教科書に作りあげよう。

 

 
まずは、演習問題“スタディスキル や、実験でよく使うページに付箋でチェック!
効率の良い学習のために一番最初にやっておくと便利かもしれませんね 。

 

つまづいた問題にはチェックを入れておいて後で復習、何回も繰り返し復習するのがポイト!

 

時々うさぎ(先生)がアドバイスしてくれます。パンダは応援(?)してくれます。探し
てみよう!


 

 

 

活用事例その(3)

有機化学を初めて学ぶ学生にもわかりやすい!
専門分野の学習に不可欠な「化学のキソ」を身につける

生命科学・食品学・栄養学を学ぶための 有機化学 基礎の基礎 補訂版』 

 

※本書は改訂版にあたる生命科学 , 食品・栄養学 , 化学を学ぶための 有機化学 基礎の
基礎 第 3 版( 2019 年 9 月刊) と、その演習書演習 『生命科学 , 食品・栄養学 , 化学
を学ぶための 有機化学 基礎の基礎 第 3 版 2019 年 10 月刊)を刊行しています。

 

◆先生からのメッセージ

有機化学を基礎から理解し、納得して身につけ使えるようになること・なぜそうなるのかにこだわって学ぶことを目標にまとめています。
30年以上有機化学を教え、学生と向き合って、改訂に改訂を重ねた教科書です。
有機化学の実力をつけるのに、“急がば回れ”の近道となる教科書です。
文字は多いが“読めばわかる!”

 

 

『生命科学・食品学・栄養学を学ぶための 有機化学 基礎の基礎 補訂版 』
まずはやっぱり付箋でショートカットを作成!

 

授業で出された小テストもノートに貼って復習に活用!
※最新版には、対応した演習書ができました。→『演習 生命科学 , 食品・栄養学 , 化学を

学ぶための 有機化学 基礎の基礎 第 3 版

これからは演習書にどんどん書き込んでみましょう!

 

大事なポイントは、スマホも活用しているよーです!


 

 

 

いかがだったでしょうか?
教科書やノートを提供してくださった先輩方は、高校生の時は化学を履修していなかったそうです。でも、夢や目標を実現するために化学・有機化学が必要なため、様々な工夫や努力をされているのですね。

ぜひ、現役の学生のみなさんも参考にしてみてください!

 


 

女子栄養大学動画講義
「女子栄養大学の 46 年:研究と教育」
立屋敷哲教授(生物無機化学研究室)講義日:2019 年 2 月 4 日
http://ocw.eiyo.ac.jp/final/tachiyashiki_20190204.html
(女子栄養大学専用web サイトへ移ります)

 

丸善出版発行の立屋敷先生タイトル一覧
◆『生命科学 , 食品・栄養学 , 化学を学ぶための 有機化学 基礎の基礎 第 3 版
◆『演習 生命科学 , 食品・栄養学 , 化学を学ぶための 有機化学 基礎の基礎 第 3 版
◆『演習 誰でもできる 化学濃度計算 実験・実習の基礎
◆『からだの中の化学
◆『ゼロからはじめる化学
◆『演習 溶液の化学と濃度計算 実験・実習の基礎

 

教科書採用をご検討される方(大学関係、教育関係者など)はこちらのページをご参照ください。
https://www.maruzenpublishing.co. jp/textbook/request/

 

 

お問い合わせやご意見は、丸善出版書籍営業部、またはお問い合わせフォームよりお知らせください。

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