坂本 穆彦

大森赤十字病院顧問．1971年東京医科歯科大学医学部卒業．1976年同大学院医学研究科形態学系病理学修了（医学博士）．財団法人癌研究会癌研究所（現・公益財団法人がん研究会）研究員，東京大学医学部助教授，杏林大学医学部病理学講座教授を経て，2011年より現職．1981年，国連の下部機関，国際対癌連合（UICC）の癌研究キャンペーン国際奨学生として英国ウェールズ大学に留学．専門領域は，癌の病理診断学．日本学術会議連携会員，日本医学会用語委員，国際協力機構（JICA）専門家（カザフスタン，メキシコ），各種癌取扱い規約（甲状腺癌・前立腺癌・子宮頸癌・子宮体癌）・病理委員長，WHO甲状腺癌組織分類作成委員を歴任．2011年より，福島県・福島県立医科大学県民健康調査甲状腺部門病理診断コンセンサス会議委員長．監訳書に『甲状腺細胞診ベセスダシステム』『ルービン カラー病理学Q&A』（以上，丸善出版）など，編著書に，『標準病理学』『細胞診を学ぶ人のために』『組織病理カラーアトラス』『甲状腺癌の診断手順と治療方針』『子宮頸部細胞診運用の実際　ベセスダシステム2014準拠』（以上，医学書院），『腫瘍病理鑑別診断アトラス・甲状腺癌』『腫瘍病理鑑別診断アトラス・子宮頸癌』『臨床病理診断学アトラス』（以上，文光堂）などがある．