著者名 | 東京大学工学教程編纂委員会 編 渋谷 哲朗 著 |
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発行元 | 丸善出版 |
発行年月日 | 2016年11月 |
判型 | A5 210×148 |
ページ数 | 174ページ |
ISBN | 978-4-621-30113-5 |
Cコード | 3355 |
NDCコード | 548 |
ジャンル | 電気・電子・情報工学 > 情報・コンピュータ > アルゴリズム/データ構造 電気・電子・情報工学 > シリーズ電気・電子・情報工学 > 東京大学工学教程 |
内容紹介
情報技術は過去の半世紀において急速に発展したが、そのはじまりから今日にいたるまで、アルゴリズムは一貫して重要な根幹として存在し続けてきた。 どのような分野であれ、効率の良いプログラムを書く、効率の良いシステムを設計する、あるいはソフトウェアの動きを理解するなどにあたって、アルゴリズムの理解は避けて通ることはできないし、今後さらに情報技術が発展してもこのことは変わらないだろう。 本書は、情報科学・情報工学の初学者が学ぶべき特に重要で基本的なアルゴリズムとその概念を列挙。アルゴリズムの説明はなるべく簡明なものとし、それぞれのアルゴリズムの特に重要な要点を伝えるよう努めた。これらのアルゴリズムを理解し自分のものとすることができれば、現存するもの、これから登場するものを問わず、さまざまな情報技術を理解し、さらには今後の情報科学・情報工学へ貢献していくための素地となる教科書。
目次
1 アルゴリズムと計算量
1.1 アルゴリズムの記述法
1.2 アルゴリズムの計算量
1.3 その他のアルゴリズム評価指標
2 基本的なデータ構造
2.1 配列とリスト
2.2 スタックとキュー
2.3 ハッシュ
3 ソートアルゴリズム
3.1 ソートと二分検索
3.2 単純なソート法
3.3 クイックソート
3.4 マージソート
3.5 ソートの計算量の下限
3.6 バケットソートと基数ソート
4 木のデータ構造
4.1 木とは
4.2 木の走査
4.3 ヒープ
4.4 探索木
4.5 ユニオン・ファインド木
4.6 区間木
4.7 k―D木
5 グラフ・アルゴリズム
5.1 グラフとは
5.2 深さ優先探索と幅優先探索
5.3 最短路
5.4 最小全域木
5.5 最大流
6 文字列アルゴリズム
6.1 文字列探索
6.2 近似文字列マッチング
6.3 文字列索引
6.4 文字列圧縮
7 アルゴリズムの設計戦略
7.1 貪欲法
7.2 動的計画法
7.3 分割統治法
7.4 乱択アルゴリズム
7.5 数理計画法
8 組合せ最適化
8.1 分枝限定法
8.2 メタヒューリスティック
9 ゲーム探索
9.1 ミニマックス法
9.2 α―β法
9.3 モンテカルロ探索法
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▼ 補足資料
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