内容紹介
暦(こよみ)は、長い年月の経過を測ったり、出来事を記録したりするためにつくられた。農作物を育てる時は、いつ種を蒔きいつ刈り取ればたくさんの収穫が得られるかを知り、漁をする時には、いつ網を仕掛けいつ網を揚げれば大漁となるかを予測することができるようになった。また集団生活では、同じ暦を使うことで、いつ働きいつ休みいつ祭りを行うかなど、社会生活に欠かせない共通の時間の枠組みをもつことができた。本書では、私たちの生活にかかせない暦の歴史としくみについて学ぶ。
目次
パート1 暦の歴史の基礎のキソ
01 暦ってなに?
02 暦はどうやってつくる?
■さまざまな暦
03 1年が12か月なのはなぜ?
04 1年のはじめは1月1日?
05 現在の月毎の日数はどうやって決まった?
06 一週間のはじまりは何曜日?
07 なぜ「うるう年」はあるの?
08 昔の月の名前はどんなもの?
09 二十四節気とは?
■雑節とは?
パート2 天文と暦の基礎のキソ
01 暦がだんだんずれている!
02 日の出・日の入りとは?
03 春分・秋分の日は、昼と夜の長さが同じ?
04 月の出・月の入りのない日
05 月の満ち欠けとよび名
06 満月や新月は世界中で同じ日に起きる?
07 月齢って、何?
■地平線に近い太陽や月は大きく見える?
08 日食・月食とは?
09 潮の満ち引きと暦は関係がある?
10 暦で惑星の位置もわかる?
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