生体と電磁波

生体と電磁波

著者名 坂部 貢
羽根 邦夫
宮田 幹夫
発行元 丸善出版
発行年月日 2012年05月
判型 A5 210×148
ページ数 194ページ
ISBN 978-4-621-06532-7
Cコード 0347
ジャンル 科学一般
医学・薬学 >  その他医療系

内容紹介

携帯電話やパソコン、医療機器、電子レンジやIH調理器など現代の私たちの生活は電磁波に取り巻かれていると言っても過言ではない。本書は、日常生活中の電磁波曝露とその健康影響に関して継続的に研究を進めている共同筆者らが、その最新情報・動向を収集し、それぞれの見解をとりまとめ、現状を整理することにより、「環境中の電磁波による健康影響」に関して理解を深め、今後取り組むべき課題等について考える機会を得ることを目的としている。すなわち、「電磁波」とは何者で、一体何が「問題なのか」を解説する。

目次

第1章 電磁波について
 1‐1 電磁波はエネルギー
 1‐2 生体を取り巻く人工電磁波について
 1‐3 高周波電磁波
 1‐4 低周波電磁波
 1‐5 まとめ―電磁波は見えないけれど
第2章 電磁波被爆と細胞
 2‐1 アポトーシスの誘導
 2‐2 遺伝子(DNA)損傷
 2‐3 電磁波の原生生物への作用
第3章 電磁波と生体
 3‐1 老化
 3‐2 目への影響
 3‐3 発がんへの影響
 3‐4 神経系への影響
 3‐5 生殖器官,周参期への影響
 3‐6 循環器への影響
 3‐7 糖尿病への影響
 3‐8 内分泌腺への影響
 3‐9 免疫系への影響
 3‐10 化学物質毒性増強
 3‐11 不定愁訴
 3‐12 電磁波への適応
 3‐13 電磁波に過敏な反応を示す人
 3‐14 電磁波と放射線
第4章 電磁波障害への対応
 4‐1 住環境での対応(国レベル)
 4‐2 住環境での対応(個人レベル)
 4‐3 食生活,栄養摂取での対応
 4‐4 運動および生活での対応

定価:4,950円
(本体4,500円+税10%)